BASSO Venta(2016) バラ完してみる
はてなブログへの移行の際に、下書きしたまま一年ほど放置していた記事があったので公開。(下書き記事の移行は出来ない…)
BBがPF86で、色が濃くない感じのデザインで、状態がよさそうなカーボンフレームを物色していた際に発見。中古の BASSO社 VENTA 2016年モデルで走行距離 400km で、4万円ちょっと。
見てみると本当に400kmかな?って感じだが、皆さん距離は過少申告するのでしょう。
2016年の割に小傷が少なく、室内保管が長かったのかもと推測。おおむね奇麗な状態かな。
自分用に、バラ完(フレームから組み上げる)の流れを記録がてら記載しておきます。
ばらし・清掃
まずは、フォーク等のパーツを外して、素の状態に戻します。
BB下に中途半端に放置されているケーブルライナーも全部はずしてしいます。
圧入されているBBを叩き出そうと試みるも、一向に抜けないので、諦めてBBを切断。家にある金属鋸だと切れないので、ダイヤモンドヤスリで削り切り。(片ワン3hくらい?)
フォークもばらして、フレームと共にを洗浄。ぴかぴか。
内部は、けっこうバリがありますね。
2016年のイタリア生産(らしい)のフレームセットで、¥198,000+税なんですが、こんなもんですかね。
組み上げ
フォークのパーツやベアリングをグリスアップして、ヘッドパーツを仮組み
新しいライナーケーブルを通す。BB抜いていれば苦労せずライナーケーブルは通せるフレームでした。
余剰パーツで保管してある Bontrager社のハンドル、シートポスト。
BASSOの"b"と、"Bontrager"の"b"が微妙に合っているw
手元にあって、ずっと使えていなかった WISHBONE社 BB86-SH。
ようやく取り付け。右ワンだけ入りがよくない。フレーム精度の問題かな。
締めすぎるとフレームが割れてしまいそうので、壊さないように慎重に回し入れる。
0.1mmくらい?隙間があるが、怖いので、これ以上は締められず。
ケーブリング
ケーブル取り回し。
ロゴのオレンジ色に合わせてケーブルもオレンジ色にしたが、いまいち別の色かな。
フレーム内部が荒い事もあるので、曲がり角を経由するシフトケーブルのライナーは残す。
ライナーケーブルをあぶってT字風にして、ケーブル差込み口に引っかかる様にしてフレーム内に設置しておいた。
我が家には、11速の直付けFDの余剰パーツは無い。
そもそも、互換性的にもSTIがR8000なので、FDもクランクも Rシリーズ一択なのかな。
とりあえずフロントシングル化で逃げる。
ここで落とし穴が。以前はシングル用のチェーンリングボルト(4.5mm)を使ってWolftoothを固定していたのだが、FC-6700は分厚いらしくダブル用のチェーンリングボルト(6mm)が必要だった。1300円。
その他
ほぼ完成。ポジション調節はまだ。
ポジション調整と注油しておしまい。
合計したら 15時間くらい掛かったかな。ちまちま3日ほど。
結果
こんな構成になりました。
見事にバラバラな組み合わせ。Ultegraなんて3世代あるし。一応、最低レベルの互換性は大丈夫なハズ。
ホイールとスプロケは、ローラー用や別マシンと共用。
種類 | パーツ |
---|---|
シフター | Shimano社 ST-R8000(Ultegra,新11s) |
ブレーキ | Shimano社 BR-5800(105,11s) |
クランク | Shimano社 FC-6700(Ultegra,10s) |
チェーンリング | Wolftooth社 Narrow-wide 44T |
フロントディレイラ | なし |
リアディレイラ | Shimano社 RD-6800(Ultegra,11s) |
スプロケ | Shimano社 CS-5800(12-25T)(105,11s) |
ホイール | Shimano社 WH-9000-C24-CL(DURA-ACE) |
BB | WISHBONE社 BB86-SH |
ステム | Shimano社 PRO LT ステム(6度,120mm,31.8mm) |
ハンドル | Bontrager社 Race VR-C |
シートポスト | Bontrager社 Race Lite Alloy (20mmオフセット) |
チェーン | Shimano社 CN-HG600(5800?グレード) |
バーテープ | 不明 Amazonで買った黒いバーテープ |
ボトル | GIANT ENIGMA アルミ製ボトルケージ(32g) 不明 ボトルケージ(30g) |
フレーム以外の出費は、27000(STI)+1000(チェーンリングボルト)円でした。
ここまで来てペダルが無いことに気がつきました…
後日、ありがたいことに、Keo2maxを格安で譲ってもらった!