時計の修理

リューズが取れているというクロノグラフを安く入手したので修理。
中身のムーブメントは自動巻きクロノの定番Valjoux7750。恐らくは巻き芯が折れていると読んで、手を出してみましたが当たりでした。Webで7750の巻き芯を入手。500円くらい。


部品も来たので早速、開封。携帯をバラす時より、断然、気を使います。

まずは裏蓋を開ける。一般的な四角い溝があるタイプでは無かったので汎用オープナーで頑張る。これが一番キツかったかも。


折れてしまったと思われる巻き芯(下)を取り出し、新しい巻き芯(上)をカット。短すぎると取り返しが付かないので慎重に測定してカット。小心者すぎて2回も切る羽目に。写っているビニールの巻き芯は0.9mmですが使ったのは1.2mm。


ケースに戻すと…。まだ少し長い。


怖いので、ひたすら金属用ヤスリで削っては戻し、削っては戻し。


ギリギリ許容範囲に収まる。


裏蓋を戻し、ブレスを組んで完成。本当はパッキンを新品に替えたり分解清掃もやらないといけないんでしょうけど。

ちゃんとお店で購入した物は、こういう事はやらない方が良いかと思います。取りあえず着けられる状態になって良かった。次はebayで7750用ケースを探すかね。