2008年4月の読書

2008年4月に読んだ本はこんな感じです。
休みを多めにとったので、手が伸びにくかった分厚めな本をよみました。
(通勤時は思いのほか重い)


ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か / エリヤフ ゴールドラット
思考は実現化する / ナポレオン・ヒル
死ぬまでに達成すべき25の目標
3年で辞めた若者はどこへ行ったのか / 城繁幸
マッキンゼーをつくった男 マービン・バウワー / エリザベス・イーダスハイム
未来を拓く君たちへ /田坂広志
「社会を変える」を仕事にする / 駒崎弘樹
勝間式「利益の方程式」/勝間和代
ロスチャイルド家と最高のワイン / ヨアヒム・クルツ
ルポ貧困大国アメリカ / 堤未果
最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術 / 泉正人
ITIL入門 ITサービスマネジメントの仕組みと活用 / 野村総合研究所システムコンサルティング事業本部
おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 / 中島聡



先月はコミュニケーションとか生き方的な本を手にとったのですが、今月はそれプラス歴史的な本にも手をつけた感があります。まずは「マッキンゼーをつくった男 マービン・バウワー」。仕事の仕方が徹底していてブレない信念がある、そういう仕事の仕方をしてきた人の事が書かれた本でした。正しい事を正しくやり抜き成果を出す事がとても重要な事であることを事実と共に読んだ感じです。頭ではわかっているのかもしれないが、実際にやっている人がいて、それを見て読んでより実感できたのではないかと感じた。
また、これとは別に妙に記憶に残っている言葉として

−P.53 から抜粋
「企業が躓くのは、正しい問いにまちがった答えを出すからではなく、まちがった問いに正しく答えるからである。多くの企業が、まちがった状況判断、まちがった前提の上に最善の決定を積み重ねていって、次第に窮地に追いつめられていく」。
−抜粋ここまで

この言葉は、仕事をしていて最近しょっちゅう思い出す。


歴史系としては「ロスチャイルド家と最高のワイン」も良かったです。最近ワインをよくのんでいる(あまり高い物は手が出ないが)。自分は不勉強でしらなかったが、もともとロスチャイルド家は金融帝国で名を馳せた人々だった。それから芸術系やら何やらいろいろな方面で活躍したようだ。前述のマービン・バウワーもロスチャイルドの人もそうだが、情熱がすごい。人間の意思のチカラはすごいなあと感じました。年齢とか境遇とか関係ないなあと。


その反面「ルポ貧困大国アメリカ」は、これまた自分の不勉強なのだがアメリカって現実にもうこんなに悪い状態なのかと知った。格差がどんどんひろがり抜け出す為の道がなくあったとしても、軍や生命の危機になるような仕事しかなく消耗品の様に人間が使われていっていた。医療関連もひどいもので、これでいいのか?と思った。しかし日本でも同じ事が起こらないという保証はなく自分自身の力でなんとかしていかなければならなくなるのかも知れないと思った。


今月も有意義な読書でした。またまた EeePC + WX321J で喫茶店から。



マッキンゼーをつくった男 マービン・バウワー
マッキンゼーをつくった男 マービン・バウワー


エリザベス・イーダスハイム(著)


ロスチャイルド家と最高のワイン
ロスチャイルド家と最高のワイン


ヨアヒム・クルツ(著)


ルポ貧困大国アメリカ
ルポ貧困大国アメリカ


堤未果(著)